介護士インタビュー

2S8A4096

今この瞬間を、目の前の人を、大切に

介護士 K.N 2025年入職

2S8A4081

介護の仕事の原点に立ち返れる場所

介護職としてさまざまな現場を経験してきましたが、ラゾス新潟東での仕事は原点に立ち返るような時間になっています。職種の垣根なく連携しやすい風土があり、声かけや動きが自然と共有され、入居者様をチーム全体で支えている実感があります。
たとえば春には、入居者様に少しでも楽しんでもらえるよう、桜を見に行くドライブを職員みんなで企画・実施しました。そうした一つひとつの時間が、入居者様の笑顔や安心につながっていくのを間近で感じられることが、私にとってのやりがいです。
また、ご家族が頻繁に面会に訪れる環境だからこそ、挨拶だけで終わらせず、「今日はこんな様子でしたよ」などの言葉を交わすよう心がけています。なかには、大切な人と過ごせる時間が限られている入居者様もいらっしゃいます。だからこそ、「今日」という時間をどう過ごすか、その一瞬の関わりを丁寧にすることが、ご本人にもご家族にも安心につながっていくと感じます。
こうした日々が、介護の原点にある「目の前の一人を大切にする」ことを、あらためて思い出させてくれています。
2S8A4107

頼り、頼られ、チームになる

ラゾス新潟東で働き始めてから、自分の中で大きく変わったのは「頼る」ということへの意識です。以前の自分は、仕事を任されたら最後まで自分でやらなければという意識が強く、うまくいかないときも抱え込んでしまうことがありました。しかし今は、自分の仕事に責任を持ちつつも、困ったときは誰かに相談したり、協力し合ったりすることで状況が改善されることも多くなりました。
たとえば、認知症の方とのコミュニケーションで難しさを感じた時には、別の視点から声かけをしてみるだけでなく、他の職員に対応をバトンタッチしてみるなど協力をすることでスムーズに進んだ経験があります。
頼ることは決して弱さではなく、より良いケアのための選択肢のひとつだと考えられるようになりました。これからは、自分も“頼られる側”として周囲に貢献できるようになりたいです。誰かに頼り、誰かを支えながら、一緒に前を向いていける介護を続けていきたいと思っています。