介護の仕事の原点に立ち返れる場所
介護職としてさまざまな現場を経験してきましたが、ラゾス新潟東での仕事は原点に立ち返るような時間になっています。職種の垣根なく連携しやすい風土があり、声かけや動きが自然と共有され、入居者様をチーム全体で支えている実感があります。
たとえば春には、入居者様に少しでも楽しんでもらえるよう、桜を見に行くドライブを職員みんなで企画・実施しました。そうした一つひとつの時間が、入居者様の笑顔や安心につながっていくのを間近で感じられることが、私にとってのやりがいです。
また、ご家族が頻繁に面会に訪れる環境だからこそ、挨拶だけで終わらせず、「今日はこんな様子でしたよ」などの言葉を交わすよう心がけています。なかには、大切な人と過ごせる時間が限られている入居者様もいらっしゃいます。だからこそ、「今日」という時間をどう過ごすか、その一瞬の関わりを丁寧にすることが、ご本人にもご家族にも安心につながっていくと感じます。
こうした日々が、介護の原点にある「目の前の一人を大切にする」ことを、あらためて思い出させてくれています。