ケアマネージャーインタビュー

2S8A4274

“こう生きたい”を叶えるケアを目指して

ケアマネージャー R.H 2024年入職

2S8A4299

その人らしさを、あきらめない

在宅や特養でケアマネージャーとして働く中で、医療と介護の両立の難しさにたびたび直面してきました。在宅における医療や介護の限界、施設での治療方針の相違を感じることもあり、「本当にこれでよかったのかな」と悩むことも少なくありませんでした。
そんな中で出会ったのが、医療と生活の両立ができる“特定施設”という選択肢。ラゾス新潟東は、入居者様の「こう生きたい」という思いを中心に置いたケアを実践しています。
たとえば、神経難病のある方が「一人でコンビニに行きたい」と願った時には、地域の店員さんの協力を得て、その願いを叶えるサポートをしました。また、あるご家族は、自宅で使っていたソファをお部屋に持ち込まれ、入居者様と穏やかな時間を過ごされていた姿も印象的でした。
決まったルールに縛られるのではなく、その人の「らしさ」を大切にする日々を通して、「医療依存度が高くても、その人らしい暮らしはきっと実現できる」と心から思えるようになりました。
2S8A4223

一人ではできないケアも、チームで

ラゾス新潟東では、職種の垣根を越えて、日々の気づきを自然に共有し合える雰囲気があります。「最近、歩行のバランスが崩れてきているかも」といった変化に気づいたら、「機能訓練士さんに相談してみよう」「相談員さんにも伝えよう」と、すぐに声をかけ合えます。ケアの目的はいつも「その人の願いをどう叶えるか」。意見を出し合いながら実現策を考えていけるのが、この施設の魅力です。
勤務環境も柔軟で、固定席ではなく、食堂や共用スペースなど、自分の落ち着ける場所で業務を行いながら、入居者様や職員とのちょっとしたコミュニケーションも大切にしています。
今後は、より外出の機会を増やしたり、身体状況に合わせた環境づくりを進めたりと、「動きたい」「出かけたい」という気持ちに応えていける支援体制を整えていきたいと考えています。そしてなにより、入居者様と過ごす一日一日を大切にしながら、“その人らしさ”に寄り添っていきたいです。